プレイヤーモデルのカラーを変更できるようにする




必要な物(各ツールの使い方は省略)
Half Life Asset Manager
EDGE(ドット絵エディタですが、パレットの編集にも便利です)
減色ツール(padieなど)
IrfanView(レビュー画像用)


Half Life Asset Manager でテクスチャのファイル名を特定の名前に変えて、テクスチャのパレットを編集した物に置き換えモデルを保存すると、
オプション画面のカラースライダーでプレイヤーモデルのカラーを変えられるようになります。
変えられる箇所は「topcolor」と「bottomcolor」の2箇所です。
オプション画面

メリット
・2箇所のパーツのカラーをカラースライダーで変えられるようになり、好きなカラーを選択することができます。

デメリット
・うまく減色したり、パレットを編集しなければならないので手間がかかってしまいます。
・カラーが変わる箇所を32色に減色しなければいけません(remapの方ならばある程度解消)
・ゲーム側で彩度を0にしてから色を付けているようなので白色や黒色、複雑な色は表現できません。
・色を変えられるようにしたテクスチャはtexrendermodeのmasked(Transparent)が適用されません。

二つの異なる方法があります。
テクスチャが複数ある場合併用もできます。

方法1.テクスチャ名を「dm_base.bmp」にする
Half-Life Deathmatch のプレイヤーモデルに使われている方法です。
あらかじめカラーが変わるパレットナンバーが決まっています。
1枚のテクスチャにしか使えません。
パレット
上の図の水色の部分(160〜191番)が「topcolor」、黄色の部分(192〜223番)が「bottomcolor」となります。
テクスチャの変更できるようにしたい部分のカラーをパレットのこの番以内に当てはめましょう。

ちなみにオプション画面のプレイヤーモデルレビュー画像もこの方式です。
テクスチャと同じようにレビュー画像のパレットを編集した後、
IrfanView でレビュー画像を上書き保存すればレビュー画像の色も変わるようになります。

方法2.テクスチャ名を「remap○_xxx_yyy_zzz.bmp」にする
Team Fortress Classic のプレイヤーモデルに使われている方法です。
色が変わる部分のパレットナンバーをある程度自由に指定できます。
よって32色以上のパーツのカラー変更が可能です。
更に複数枚のテクスチャに適用が可能です。
」の部分は適当な文字を一文字だけ入れて置きましょう。複数のテクスチャに適用する場合の区別用です。
xxx_yyy_zzz」は各場所に三桁の数字が入ります。

xxx ここから「topcolor」で変わるパレットナンバー
yyy ここまで「topcolor」で変わるパレットナンバー / この次の番から「bottomcolor」で変わるパレットナンバー
zzz ここまで「bottomcolor」で変わるパレットナンバー
となっています。

パレット2
例として上の図の水色の部分(87〜167番)を「topcolor」、黄色の部分(168〜246番)を「bottomcolor」としたい場合、
テクスチャを「remapA_087_167_246.bmp」という名前に変えましょう。

パレットの番号は000〜255まであります。
パレットの番号が一桁や二桁の場合は必ず上に0を付けましょう。
例えば7番の場合は「007」、17番の場合は「017」と表記します。

色気のない生活なんて…
君の好きな色を選ぼう!






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